NTEmacs 24.5 で Cask を使えるようにする
最近趣味のプログラミングがそこまで捗ってないというか環境構築楽しいで止まってる気がする。。。
で、その環境構築で、Windowsのプログラミング環境どうしようって結局Emacsを入れようとしていて沼にはまった話です。 備忘録程度なので雑に書いています。
Cask
Cask
だけで調べるとHomebrew
の方のCaskがヒットしちゃったりするのですが、そんなことはどうでも良く。
Cask
は、emacs向けの依存マネージャー(?)といった機能を担当します。Node.jsのnpm
だったり、
Rubyの'bundle'のような感じです。
ここでCask
の使用方法ですが、~/.emacs.d/
以下にCask
という名前のファイルを生成し、
そこに自分のEmacs環境で使いたいパッケージを書き、そのディレクトリで
$ cask install
することで、一連のパッケージを一斉にダウンロードすることができます。
あとはinit.el
でCask関係のEmacs lisp達をロードすることで、ダウンロードしたパッケージが使えるようになります。
なお、CaskにはPython 2.7
が必要です。3.xには対応してないらしいので注意してください。
Caskがパッケージを拾いに行けない
さて本題ですが、これは今のところWindowsだけに起こっているのですが、GNU公式から拾ってきたEmacs (24.5)だと
Caskの通信が成功しません。Windows版Emacs (NTEmacs)だけSSL/TLS通信に必要な GnuTls
というライブラリが
インクルードされずにビルドされているらしいです。
と言うことでいろいろ検索した結果、以下のページに方法が書いてありました。
how to enable GnuTLS for Emacs 24 on Windows
要約すると、「Win向けにGnuTlsをインクルードしたDLLがここにあるから拾って、 Emacsのディレクトリにぶちこんで」との事でした。
一応自分の環境ではこれでcaskが正常に動作しています。