2022/07/15 の KÝUUB で VJ した時の構成など
VRChat に入り始めてからまだ日が浅い自分ですが、2回目の VJ は KÝUUB にて担当させていただきました。
7/15/22
— ケシラエ @ Omnia 7/23 (@KesiraeVR) July 12, 2022
JST
22:00 (Open)
DJ @aomoriringo_vrc @MrMingooo @ramychan_VRC @bishamon_bell @Mayhemchann
VJ @yadex205_vj
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— ケシラエ @ Omnia 7/23 (@KesiraeVR) July 15, 2022
左側が自分です。
本記事は備忘録としてその際の構成や、VJ 中に気づいた事などのメモ書きです。
構成
自分が VDMX を使うとどうしても落ちやすくなってしまうので、MacBook 上では VJ ソフトだけを立ち上げ、VRChat や OBS による配信などその他のタスクは ThinkStation (Win11) に任せる形になっています。
構成要素の詳細は下記の通りです。
構成要素 | 説明 |
---|---|
MacBook Pro | macOS Monterey。今回の VJ 専用機 |
ThinkStation | Windows 11。箱だけ ThinkStation E30 を流用して中身全部が違う逆光岡自動車。VRChat、OBS の実行や、コミュニケーションのための Discord を置いたりしました。 |
VDMX | メインで使用しているVJソフト。今回流した映像素材は全て VDMX に入れており、エフェクトなども VDMX で完結しています。 |
Resolume Arena | プロジェクションマッピング用途で使用しているVJソフト。VDMX から Syphon で受け取った映像を切り貼りし、NDI で外部に出力します。 |
NDI Webcam Input | NDI 公式が提供する NDI Tools に含まれるユーティリティーで、名前の通り NDI で受け取った映像を Webcam として扱って他ソフトに渡す役割を担います。OBS が NDI にネイティブで対応していないため導入。 |
OBS | 配信ソフトウェア。DJ さんから受け取った音声と VJ 映像をミックスして配信します。 |
気づいたことなど
- NDI は有線 LAN を経由すれば 0.2 秒程度の遅延で済んだので、普段現実で VJ していて「手元とスクリーンで若干ラグあるな〜」とほぼ同じ感覚でできました。
- 砂嵐ノイズ (static noise) 演出はビットレート爆上がりするのでマジで注意しましょう。OBS でビットレート 3,500 kbps に設定していても実際には余裕で 10,000 kbps 出ます。今回は 8fps かつモノクロの砂嵐ノイズにする事で回避しました。
- VRChat はインスタンス上限に近い人数が入ったりワールドやアバターが凝っているなどの理由でゲーム自体がカクつき易く、体感では最終的に 15fps くらいの映像になっているように思いました。特にストロボ系と相性が悪く、周期が早すぎると点滅せずにずっと真っ白になってしまったりするので、煽る場面であっても周期は抑えめの方が結果良さそうです。
- ヘッドマウントディスプレイを装着したまま 5時間連続で VJ をすると首が終わります。2時間経過したあたりから首の痛みが気になり始めます。
- 現実での LED マッピング ≒ VR での UV マッピング